皆さまからのご相談を通じて見えてきたこと。
「今」を生き抜く数々の方法と方策。心の奥深くを分析し、人生の羅針盤としての鑑定士の役割など、暖母先生からのメッセージを集めました。
ある日めくりカレンダーのページに、
「運によって生き方が変わるのではない。生き方によって運が変わるのです。」
運命学を学び、占い鑑定を日常の仕事としている者にとって、この言葉には常々違和感を感じておりました。
然し、鑑定を続けてきてある事に気が付きましたのでお話しをしたいと、存じます。
占い鑑定には、「命・卜・相」と言う種類が有ります。その人の生年月日から分析する事から読み取る「命」と方法が先ずは一般的で、その分析方法も沢山有ります。
いわゆる、持って生まれた「運命」をあらゆる面から分析して、その方の持って生まれた特質を知ることです。
せっかく持って生まれた良いものが、活かされて居ない方が見受けられる時が有ります。何故だろうとその原因をお話しの中で探っていると「成育歴」と言う問題に逢う事が有ります。
「生き方で運が変わる」がそこで結びつきます。
その方は、厳しい父母の下育てられたか、または忙しい父母の手では無く
祖父母か親戚の手で育てられたか、他の環境で苦しい幼少期を送って来たか?
その環境がその方の持って生まれた特質を曲げてしまっている事が多々見受けられます。
今、特に申しあげたいのはそのような経歴を持つお母さんが自分の子供を育てる時です‼️ ご自分の苦しかったことを逆手に活かして、自分の子供達にはその環境を良く変えてみよう!と強い信念を持つことでその子供達の運命は変わって行くものです!
今は、子供達を保育園に預け働くお母さんが多い時代です。せめて一緒に居るときにはその子の将来の為にどのようなギフト(環境)を親として与えられるかを考えましよう。
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立春
令和6年も節分を越え立春を迎えました。
今年は年明け早々に大きな地震により未だに大変な状況に置かれている皆さまにはお見舞いを申し上げます。昨年は、20年もの長い間お世話になりました八千代台ユアエルムの鑑定所を閉店して、新たにレイクピア臼井に鑑定所をオ―プンして2年目を迎えました。現在は公津の杜ユアエルムと二店舗で営業致しております。「占う」事へのご依頼は勿論のことでございますが、「心の相談室」として最近特に感じている事を記してみたいと思います。
「毒親」と言う言葉が最近又聞かれるようになりました。
元々は1989年にス―ザン・フォワ―ドと云う方の言われた言葉だそうです。子供の人生を支配し、子供に悪害を及ぼす親と言われています。
日々の鑑定の中でいままでも無かった訳ではありませんが、親子関係で悩んでいらっしゃるお客様が余りにも多いのです。俗に言う、引きこもりの子供を抱えている親、また成人してもなお他人との人間関係に溶け込めず、会社勤めが出来ない。生育歴は、その方により千差万別ですが、子供の頃は親の言う事を良く聞いておとなしい子供だった!と親は思っています。親子関係を良く聞いて見ると親がその子に、余りにも期待を掛けて、その子の人生までもコントロールしているケースが多く、子供側から見ると親の期待に添えない自分に自信が持てず、いっそ消えてしまいたい💦と云う問題が多発しています。こうなってしまいますと立ち直るのには当人の大変な努力と時間がかかります。小さい頃から甘やかしや厳し過ぎずに、思いやりと云う「愛」を持って育てて行きたいものですね。
子供は自分の持物ではありません。
束縛やコントロールは、後で苦しみをもたらします。
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秋深し季節で思うこと
秋!
秋も深まり立冬は過ぎましたが、今年はまだ冬と云う感じはしておりませんね。昨年は11月の中旬に雪が降った事を記憶しております。
今年は12月7日が暦の上の「大雪」です。空寒く冬はいずれ回って来ることでしょう。秋とは「実りの秋」や「収穫の秋」と申します。
子育ても今までの育て方の結果が出る時ではないでしょうか?
常日頃、占いの相談の中で親と子の相談が非常に多くなっています。
長男(長女、次男)はどんな子なのでしょうか?小さい頃は何らの問題もなく良い子で成長して来たのに、頑張って入った高校や大学をやめたいとか!せっかく就職したのにすぐに辞めてしまうとか、結婚したのに自分の思い通りに行かない相手とは離婚をしてしまうとか。
その結果、バツ一とか、バツ二、はたまたバツ三にならんとしている方がいたりで、「実らず」「収穫できず」を繰り返しているように感じます。現在の自然現象の狂いは正に我々の人間生活、生き様にも影響しているのでしょうか?
でもそれだけでしょうか?
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生育歴について…
生育歴については、以前にも触れていると存じますが、成人になっても、大人になり切れない方の来店が多く、仕事の悩み、恋愛が出来ない、遊びや賭け事にはまりやすい、何事にも短絡的で、飽きっぽくて続かない。特に仕事面でその性格が出てしまうと、定職に付けないという事例です。
様々な宿命分析は致します。勿論生まれながらの性格も大切ですが、特に生まれてから5歳頃までの「生育歴」に問題の有る方が多く見受けられます。例えば、親が多忙で子供のめんどうを直接見られず他人に預けられて育って来ているケース。意外と多いのは祖父母、親は会えば甘やかすか、逆に口うるさい事ばかり言って育てて来ている。
自分自身を成長させる時期に、周りから指示を受け、おとなしく周りの指示に従って育ってきた人。従って子供の頃は素直な良い子がイメージなのに、今は親の嫌がるような事ばかりする傾向が目立ちます。
何故でしょうか?
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子供との相性?
子供の才能を発掘したい方、子供の性格を知りたい方、子供との問題を抱えている方、気軽に相談して下さい。
占いに来る約半数の方々は男女間の相性を観て欲しいと来談されていることは事実です。 しかし、お互いの相性を真剣に対応して来た夫婦でも、「愛の結晶」である、子供が成長と共に、ふと「親」としての自分と「子供」の関係に不安を感じる事はありませんか?
親と子供の関係にも相性があります。親からの「DNA」を持つ子供ですが、このDNAには体質的なものと、精神的な物も含まれています。
夫婦の遺伝子を持ちながら、子供は「個」としての独立した性格や資質を持って産まれている事を再認識して、その持って生まれた特徴と隠れている才能を分析して、その将来像を予測したり、その可能性に沿った教育手段を考えてあげることが大切です。
親も子供の頃に感じたと同じように、子供達は「親」の自分への関わりを観ています。またその家に住む父母、祖父母、兄弟との関係、環境がその子供の成長要因となります。
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残りの時間
身内の事を大切に!
本年も残り少なくなりました、皆さま今年一年は如何でしたでしょうか?
平成28年の年初めにも申し上げたように、二黒土星(坤)が中宮の年。大地を意味する二黒(坤宮)は地震をも意味します。熊本大地震が春起こりました。未だに地震の被害から脱出するために苦しんでいる方々がいらっしゃいます。本当に家庭に関する問題が鑑定所に持ち込まれることの多い一年でした。
ニュースでも、親子の問題や、夫婦間の問題、男女の不倫に関する事件がたくさんあったように思います。
眼を海外や国内の問題に向けても、自国優先の考え方が出てきています。EUからの離脱を決めたイギリス、あのグローバル化を推進してきたアメリカにトランプ氏が登場して来ている。歴史のある日本国にも、その中心の東京都での一連の出来事古い問題の発覚、希望に溢れるオリンピックにからむ巨大施設の見直しと再構築。
まだ遅くはありません。家庭内の諸問題を放置せずに、原因を突き止めて和解や再構築することをお薦めいたします。
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女性にとって、
何が幸せにつながるのでしょうか?
配偶者控除の見直しを政府税調が検討すると報道がありありました。やっとのことです。
様々なご意見があることは理解できますが、時代はどんどん進化しています。女性にとって、何が幸せにつながるのでしょうか?
少子高齢化が叫ばれて久しいです。核家族がいま見直されています。そしていま、女性の活躍が望まれています。
その一方で、結婚できない女性が増えて来ています。結婚ができても子供が授からない人が、子供が出来にくい事で苦しんでいる女性が、子供を産んでも育てられない人が、驚くことに増えているのです。
様々な外的要因は時と共に移りかわります。でもその人の一生は一度きりです。いま何が大切で、何を優先しなければいけないかを決めて行くのは本人です。
生活することに流されて、「占い」なんてと思う前に、ご自身の立ち位置を冷静に調べてみることをお薦めいたします。
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子供達の進路に悩み!!
次男が勉強嫌いで、心配でよわっています。主人は自分がやって来た事をどうしても子供に押し付けることが多く、次男と主人はあまり良い親子関係ではありません。今中学の次男は、高校にも行きたくなく何か自分のやりたい事に進みたいようです。
暖母先生には、長男の時にもお世話になっています、すっかり忘れている事を云われ聞いてみると、やはり、中学から高校に行くとき、選択に親子が分れていて困って相談に見えたようです。長男の結果は、その時言われた選択肢を長男が選び、今楽しく次への展開が見えて来て楽しい高校生活を送っているとの事、ほっとしました。
不思議なもので、子供の持って生まれた性格や特徴を分析すると、親が考える子供への期待像と異なる場合が多く、子供には親には無いDNAをもっているケースが多くその特徴をうまく生かしてやる事が親のつとめになり、結果的にその子供の人生に役立つことになります。
次男に対するお答えですが、好きな方向の仕事に絡む進学を勧めたところ、自分の実母が一人で住んでいる場所にその高校が有るとのこと、なにか目標になるご縁を見つけたらしく、晴れ晴れとして「子供と相談してみます」と云って帰られました。
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11年前に鑑定したお客様の来店!!
私は覚えておりませんが、11年前の鑑定時に“ご主人とはうまく生活する事、俄を出さずにご主人を大切にする事よ!“と云われたそうです。
しかし、その後離婚、その相手であるご主人だった人はお亡くなりになったそうです。なかなかの事業家肌の人で、美容関係で順調に成功を収めている様子です。
今、事業の拡大を計画中でその件でのご相談でした。娘さんを片腕として拡大を狙っていらっしゃるのですが、自分の思い通りに動いてくれない娘さんにイライラしていると云う所でしょうか?
商売・事業に成功を収めていらっしゃる方々には、何かと家庭的には恵まれない、不足がちの方が多いように感じます。神様はニ物を与えてはくれないのでしょうか。
私はそうでは無いと思います、自分を知る事がいかに大切か、そして相手を知ることも大切な事だと思うのですが、如何でしょうか?
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ご存知ですか? 離婚が子供達の心の成長に影響を与えていることを!
今回は、少々きついお話をしたいと思います。
最近だけでは無いのですが、鑑定に来てくれるお客様に離婚経験者が多いと云う事実です。さまざまな理由で離婚せざるを得なかった事は当然あるし、それを理解するために時間をかけて聞く事にしています。しかし、一度離婚を経験した人が、いとも簡単に再婚し、二度三度と繰り返すパターンが多いことです。
最初の離婚の原因を自分なりに考えて、ご自分の糧として次の人生に役立てることをしていますか?再婚をした相手が、前の方とあまりにも似通った性格の人であるケースが多いように感じます。
人には夫々生まれながらの性格があります。良いところも悪いところもあります。自分を見つめてご自分の弱点を知る事も大切です
また、ご自分がどのような「成育歴」を持って居るかも影響致します。自分を知らずに、また同じような相手と結婚生活をしてしまい、結果としてまた同じような問題が起きて苦しむケースが「相談」には多いのです。子供達がその事で大変な苦労を背負うことになっているのです。ご自分は子供の為に必死で働いていると思っているでしょうが、思春期の感受性豊かなこどもには、淋しさが残り、幼児から学童へ大切な子供達の心の成長過程で何かが失われてしまうのです。
離婚をする前に、一度、暖母を訪ねて、自分でも知らない自分を調べてみて下さい。
子供達の為にも、ご自分を知っていただきたいと思います。
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「引きこもり」の相談で思う事!!
昔からあるのでしょうが、特に最近「引きこもり」の子供さんが多くなっているように存じます。
まだ、小学生や中学生なら、親が早めに子供に対する対峙法を考えることで、子供達が変化改善し、再起することは有りうることです。でも、難しいのは青年から成人になりつつあるのに、社会生活が出来なくなってしまっている人が増えている事です。
「引きこもり」になってしまうには、様々な理由が過去にあった事は大きな要因でしょうし、その原因を調べる事が最初に大事であることは間違いはありません。またその本人が生まれながらに持っている宿命運(運命学が示すその人の特性)が示す物も有ります、又 先祖からの因縁等をあげる人もおります。
怖いようですが、その子の成長過程で「父」と「母」が如何に関わって来たかが、その要因を握っているという事実もあります。その子供さんをカウンセリングしてゆく中で、父や母に対する…うらみつらみ、あまやかし、放任主義、等…。さまざまな事実が鑑定を通して判明してくることです。単なる「占い」だけでなく、その子供さんの抱えている事情を分析するカウンセリング法も難しい分野ですが、その子が「引きこもり」になった経緯やそこに関わってきた家族を鑑定することで原因が見えてくることが多くあります。
父として、母として、子供に正しく「対峙」する事は、将来の問題を未然に防ぐことになると確信いたします。
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春から夏への季節
また、春から夏への季節、すがすがしい季節です !
子供達もそれぞれに、進学して新しい環境の中、学校での新しい友人関係、新しい先生方との、今までとは異なる新しい授業での関係。就職して、会社内で仕事を通して自分の立ち位置を見つける難しい人間関係。その中で悩みの生まれる、楽しくも難しい季節でもあります。
環境の変わった子供達をやさしく観察する事が、親として大切な時期です。
中には自分の希望にとどかずに、失敗してしまった子供さんもいる事でしょう。
この際、本人が自ら選択して再度挑戦しているのか?親の意見を取り入れたために、本当に挑戦したい事を諦めてしまったのか?そこの所を真剣に見定める事の出来るその子の一生を決めるチャンスでもあります。
親は、子供達の言葉を真剣に聞いてあげて、本人がスッキリとすがすがしい気持ちで自分の夢を実現する為に、無言の援助を差し伸べる大切な時でもあります。無視をせず、心の扉を開けて気にかけてあげましょう !
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女性から母へ
平成25年も、母と子の問題で来談される方が多かったように感じました。又 9月にオープンしたインターネット・サイトヒーラー暖母の「気楽運勢学」を観ていただいた方が、遠路対面鑑定に来てくれた事が、新しい、そして嬉しい出来事でした。
男尊女卑の過去の時代から、男女平等の現代を迎えて、男女ともに元々持っている「両性具有」(男も女も内面的には両方の性質を持ち合わせている)が、より発揮しやすくなっているのでしょうか。
男性が草食化しているとか、逆に女性が強く成り過ぎていると良く聞きます。
女性の立場から観ると、結婚に向いていない女性が増えている事が心配です。仕事(キャリアー)が中心になっている時代なのでしょうか?本来女性には素晴らしい役割が与えられているのです。
「女性は母になり得るのです」 もう一度女性とは何かを考えてみる事で、様々な問題が氷解する現実を私は観てきました。
〇 期待外れの結婚生活
〇 義母と嫁との確執
〇 夫への不満と悩み
〇 嫁として、妻としての自己犠牲
〇 自分の子供への悩み
〇 家出をする子供が解らない私
〇 家庭を離れ、仕事に戻りたい私
〇 簡単に離婚し、再婚する私
〇 思い込みが強く、心の会話のできない私
〇 子供を自分以外に養育を頼んでいる
母から受け継いだ、子供の育て方をそのまま続けている家庭、まったく母の居ない家庭で幼少期を送り、子供を育てられない若い母親。
一方的な表現ですが、知育(学力向上)を優先して来た教育が、徳育が充分に育っていない時代になってしまった。徳育とは人間性を高めるため道徳心を養う教育です、家庭でも担える教育です、意外に「あそび」や外でお友達との「・・・ごっこ」の中に培われるバランス感覚だそうです。
父親の存在感を示す重要な所かも知れません。男と女、夫と妻の役割分担がうまく出来ていない家庭が多いようです、昔と今は時代が変わっているかも知れませんが、母としての役割、父の役割は不変の部分が多くあります。
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母の役割!
もう、20年も前に、ある「学校誌」に投稿した原稿が出てきました。
「カウンセリング」に触れている所が気になり、読み進めているうちに、今も変わっていない点がありましたので「原稿」をベースに書き直してみました。
鑑定カウンセリングを通して、「母たる者」の存在の重さを感じているこの頃でございます。
この処、心の相談に来談される方々の心の奥深くには、常に母が存在している、と言う事実に気付かされたのでございます。心が病んでいる方には、幼児期の優しかった善母は存在せず、愛してくれなかった母、冷たかった母、厳しかった母が彼らの無意識の世界から浮上してくるのです。この様な事は、面談の冒頭から意識に上って来るのではなく、表面的には、先ずご主人に対する攻撃から自分に気づき始め、自己を内省し改めて自分に内在する「母」の存在に気が付く例。二例は、職場の上司への攻撃から始まり、わが子を通りながら自分を見つめ、母に至ってからやっと自分自身へ返す例。三例は、子供の学校の先生を攻撃している自分を内省し、実母に戻ってから又自分の現状に気づくと言う。三例ともに、共通することは必ず「母」を語っていることです。
このような作業をする事で、「実母を考えて自己の存在」を確立する、成人して「人の子の母」となっても自立出来ない方々が如何に多いかということでございます。
物質的な愛情だけでなく、精神的な愛情を惜しみなく与える事は基本だとおもいますが、優しすぎたり、厳しすぎたりしてバランスを崩すことなく、過保護ではなく、親としての自分自身をコントロールしながら、その時々の感情に流されないように「母の役割」を常に意識して子育てを楽しんで頂きたいと思います。
20年を過ぎても、母と子の問題は変わりません、益々難しくなっているように感じます。まして両親が離婚して、片親に育てられているケースが増えていることは、子供側から見た「母の役割」が本当に重要になっていると存じます。
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母と子、この永遠の関係!
鑑定の中で子供に関する相談が増えています。
子供がいつまでも自立しないで、家に閉じこもり。成人しても働く気力が無く、ブラブラとしている。医者から精神安定剤を長くもらって飲んでいる。
家ではとても良い子で、家の手伝いはしてくれる優しい子です。でもこのままで良いのでしょうか?
もちろん、鑑定ですから、その母親、父親、その子、その兄弟、その環境となっている家族を鑑定分析を致しますが、多くのケースでその子が生まれてから10歳頃になるまでの成長時期の家庭がどうだったかを、深く考えさせられる事があります。
この子の場合も、父が営業職で転勤が多かった事。転地の為、長男の教育にものすごく手がかかり、次男である(この子)がお腹に居るころから、生まれた後も、夫の浮気やその他で、心やすまらずに、次男へのケアーをあまりして来なかった。と云うか、おとなしい子で、あまり手のかからない良い子でした。
・・・・・でも、なぜ今閉じこもりなのか?
そこです。
次男から見ればやっと、母からの愛情をひとりじめ出来る時、小さい頃のトラウマが次男のどこかに残っていませんか? このような時こそ、次男と向き合って、じっくりと慈しみ、こころを思いやり、密なるコミュニケーションをすることで、ご自分も(母親も)一緒に自己解放をする事です。夫や家族を恨んでも解決にはなりません、相手が成長してゆくプロセスの中で、注意する事は過保護や厳しいだけのコントロールはさける事です。
時間はかかりますが、子育てのやりなおしと思って、逃げないでね!?
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入学・入社の時期です
幼児から、子供そして、青年へと成長していく時期。親の庇護のもとに居た少年少女が、ようやく成長して、社会と云う新たな環境へ飛び出すとき、年齢の差はあっても、異なった環境へ移ることによって様々な成長が期待される時期です。
乳幼児から、学童へと、知的な教育を受けることも親としては大切ですが、忘れてはならないのは、遊びの大切さです。一生を左右する人格的な基礎を作る時でもあります、友人関係の基盤ができたり、自我が成長してゆくときです。毎日の子供の変化を見つめ、話を聞いて、良いことは褒めてやることで、子供の宿している能力が育っていくときです。また学校から戻ってくるとき如何に家庭が安心できる所かを知る時でもありますよ。
次に、新社会人となって職に就いた青年、残念ながら多くの新社会人の中には、いまだに思春期の悩みを抱えている人が多いのです。親離れが進んでいない、職業も自分の目標に合ったものでなく、精神的なゆとりの無いままに、厳しい現実に飛び出してゆく。
いままで遅れていた、様々な環境に対応していく精神的な発達が一挙に求められる、しかもこの時、仕事上の選択、恋愛や結婚での選択、などの選択を迫られる時期でもあります。成長が期待される時に、逆に精神障害が起こりやすい時のように感じます。
親もオタオタせずに、巣立っていく子供を信じて見守る姿勢が大切です、何か異変を感じたら迷わず、暖母まで!
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「母」について
子供の日を迎えて、毎年のことですが、5月6月は親子の問題が多く持ち込まれます。
入学後の様々な経験やら、進学しての新しい環境への順応の難しさ…。その原因はさまざまですが、ここで「母としての重要性」をもう一度述べてみましょう。
近年は、女性も働くことが当たり前の時代で、幼児を託児所に預け、又は祖父母に面倒を観てもらって働く母がほとんどのようです。だからこそ、母としての重要性は以前にも益して増えているのです。母の愛情を受ける時間が子供にとっては減少しているのです。
その少ない時間を大切にしてあげる事が求められています。「物を買って甘やかすのではなく」子供に本当の愛情を注ぐことが、その子が成長したとき(思春期)にあらわれます。
暖母は、昔エンカウンターと云う手法でカウンセリングを長年実践していました。その時のグループの方が、自分史をお書きになって「第六回北九州市自分史文学賞」で大賞を受賞しました。もう17年も以前の事です。「母」と云うタイトルで、その後「学習研究社」から出版されています(1996年)。
本の流れは、父母の離婚と継母に育てられていく中で、自分を置いて行った母への反発から、心の葛藤を経て、母を受け入れるまでの、本人のこころの変化と成長を巧みに描かれていることが評価されています。
その本の中に出てくる、エンカウンター・グループのリーダーとして描かれているのが暖母の25年も前の姿です。
時代こそ流れてゆきますが、今も「親と子の関係」は変化していないと存じます。何故、「問題児」なる事件が多いのでしょう「子供の心」が分らない親が多いのでしょう、家族の関係がなぜか希薄なものを感ぜざるを得ません。
簡単に離婚、再婚を繰り返す世情があることも残念でなりませんが、その事によって傷つく子供のこころの問題を親は知っているのでしょうか。さまざまな家庭の事情の中で、子供との関係、例えば性格やお互いの相性を知り早めの対策を講じる事で、もう一度「母」としての重要性をみつめてみましょう。